- 中村 暢次
人生を豊かにする方法
みなさまこんにちは。
みなさまは日々の生活の中で、心がときめく時間をお持ちでしょうか?
“ときめく”という言葉の表現が適しているかどうかは分かりませんが、ここでは、人が美しいものに触れ、心が突き動かされることの必要性をお伝えしたいと思います。
先日、開催中の『吉野石膏コレクション ~印象派からその先へ~』が最終日を迎えるということもあり、慌てて家内とともに兵庫県立美術館へ鑑賞に行って参りました。
当展覧会は、大手建材メーカー吉野石膏が所有する絵画の特別展で、膨大なコレクションの中から、19~20世紀を代表する印象派の画家達の作品を中心に展示されたものでした。
ルノワールやゴッホ、モネやセザンヌ、シャガールなどは、みなさまもご存じですよね。
それまで写真や映像で認知していた絵でも、実際に本物を目の前にすると、大げさかも知れませんが、作品が持つオーラを感じました。
正直、私も家内も絵画に関しては全くの素人ではありますが、感性に訴えかけてくる作品の数々を目の当たりにし、夫婦して至福の時間を過ごせた次第であります。
絵画だけに限らず、映画や演劇、音楽やファッションに至るまで....私は“美しいもの”が大好きです。と言いますか、世の中に“美しいもの”が嫌いな方なんていませんよね。
ただ、“美しさ”の基準や感覚は人それぞれでありまして、自分にとって“美しくないもの”であっても、それに美的価値を見出す方もたくさんいらっしゃいます。
要は、各個人が自分の中で“美しいと感じるもの”にときめけばそれでいいのです。
“ときめき”は人の人生に彩りを与えます。
言うなれば、“美しいと感じるもの”に出会えた数だけ、人生は豊になるものだと考えております。
みなさまも是非、ご自分の美的価値観に準じた“美しさ”を追い求めて下さい!